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物販の棚がいくらの価値なのかを知る

スキンケアやポリッシュ、ヘアケアを販売しているサロンなら、何が残り少なく、棚全体がいくらになるのかが見えるべきです。在庫の管理をオンにして、その1つの数字を読み取る方法をご紹介します。

BチBookatu チーム

ナディアさんのサロンには、正面の鏡のそばに棚があります。上段にスキンケア、真ん中にネイルポリッシュ、下にヘアケアです。お客様は待っている間に手に取られ、調子の良い週には半分ほどがなくなります。3年のあいだ、その棚は彼女にとって少し謎めいた存在でした。何が売れているかはだいたい分かっていましたが、洗い流さないトリートメントが何本置いてあるのか、棚全体がいくらになるのかと聞かれても、答えられなかったでしょう。ポリッシュの仕入先から追加注文の電話が来ると、彼女は勘で答えていました。みんなが欲しがる色を切らしている週もあれば、誰も手に取らない色を12本も抱えている週もありました。

商品ごとに、少しずつ管理を始める

初日からすべてを管理する必要はありません。Bookatu では、商品ごとに在庫数の欄があります。そこに数字を入れれば、その商品はそこから管理の対象になります。空欄のままなら管理されないので、テスターや、数えていない付属品はそのままで構いません。ナディアさんは、実際によく動く10品目から始めました。クレンザー2種、美容液1種、ポリッシュ3色、洗い流さないトリートメント、ドライシャンプー、ヘアオイル2種です。棚にある数を数えて入力し、準備はそれで終わりでした。

商品ごとに発注点も設定できます。買い足す合図がほしい水準のことです。空欄のままにすると3になります。商品がその数以下になると、残り少ないと表示されます。ゼロになると、切らしていると表示されます。線を一度引くだけで、毎日棚を見張る必要はありません。

残り少ないもの、切らしているもの、そして全体の金額

いくつかの商品を管理し始めると、商品のページが代わりに見張ってくれます。上のほうに "Time to reorder: 2 out of stock, 3 running low" のような1行が表示されるので、スクロールしなくても要注意の一覧が分かります。発注点以下の商品には Low stock のタグが付きます。ゼロの商品には Out of stock のタグが付きます。ナディアさんは、最後の1本を売ったばかりの商品をお客様に聞かれて初めて在庫切れに気づく、ということがなくなりました。

洗練された現代的なサロンのスタジオ
商品のページが数を数え続けてくれるので、棚は当てずっぽうではなくなります。

商品のページには、管理している商品全体の在庫金額も表示されるようになりました。各商品の在庫数に価格を掛けて足しただけの数字で、ご自身の通貨で表示されます。40ドルのクレンザーが8本、18ドルのポリッシュが10本あれば、その合計に全部が入ります。これは販売価格、つまり売るときの金額であって、仕入先に支払った金額ではありません。商品ごとの原価の欄はないので、この金額はレジの価格で見た棚の価値になります。同じ数字は在庫の書き出しにも入り、各行に販売価格での金額が付くので、お渡しする表にはすでに計算が済んでいます。

効いてくる1つの数字

数字が1つ増えるだけと思われるかもしれませんが、必要になる場面があります。オーナーの方がこの数字に手を伸ばすのは、こんなときです。

  • 発注のとき。どの商品が残り少なく、それぞれがおおよそいくらかが見えていれば、慌てて買い込んだり、売れない在庫で棚を埋めたりせず、理にかなった注文を1回で出せます。
  • 保険のとき。水漏れや盗難など、何かが起きたとき、保険会社は失った在庫の金額を求めます。その場で値付けできる棚は、記憶に頼った概算よりずっと請求しやすいものです。
  • 税務と決算のとき。税理士さんは、決まった日付での在庫金額を必要とすることがよくあります。裏付けとなる記録つきで用意できていれば、あとから箱の中を掘り返す作業を避けられます。
  • 動かない在庫。金額の行は、じっと止まっているお金を静かに教えてくれます。何か月も動いていない色があれば、それは棚の上の現金です。セールに出すか、発注をやめるかを決められます。

数えられない棚は、見えないお金です。

入荷のたびに数を正しく保つ

数が正しいままでいられるのは、こちらが入力し続けたときだけです。入荷したら、入荷の登録画面を開いて届いた分を記録すれば、その数が棚の在庫に足されます。原価の記録を残したい場合は、行ごとに仕入単価も入れられます。ナディアさんは箱を開けながら入力しているので、お湯が沸くころには画面の棚と壁の棚が一致しています。

在庫数を動かすものは、すべて在庫の記録に残ります。売上、入荷、調整、棚卸し、返品。各行にはプラスかマイナス、理由、そしてメモが付き、まとめて CSV に書き出せます。だいたい20個くらいはあったと思う、という言葉が、税理士さんが実際に使える1行に変わります。

大がかりな仕組みも、まとまった午後の時間も要りません。気になる商品に数字を入れ、開店のときに発注の行をちらっと見て、金額の合計に棚の中身を語らせるだけです。棚は、誰も見ていないサロンの隅ではなくなり、計画を立てられる場所になります。

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