値引きせずに予定表を埋める:次回予約とキャンセル待ち
値引きは席を埋めますが、次の割引まで待つ習慣をお客様に教えてしまいます。静かな1週間を埋めるには、もっと良いやり方があります。お帰りになる前に次回のご予約をいただき、残った空きはかしこいキャンセル待ちに拾わせることです。
予定表が寂しく見えると、つい値引きに手が伸びます。一度は効きます。ただ、差し出した利幅よりも、静かに高くつきます。静かな1週間を埋めるには、もっと良いやり方があります。しかもその出発点は、いま目の前の椅子に座っているお客様です。
値引きが落とし穴になる理由
一律の値引きは、ありがたくないことを三つ起こします。定価で喜んでお支払いいただけたはずのお客様から、利幅を削ってしまいます。常連の方に、予約する前に次の割引を待つことを覚えさせてしまいます。そして、あなたの商売を支えている常連ではなく、安さ目当ての方を呼び寄せがちです。静かな1週間はまたやってきて、そのときには価格の基準だけが下がっています。
お客様が椅子を立つ前に、次回のご予約をいただく
1週間のなかで一番よく決まる瞬間は、良い施術が終わった直後の1分間です。お客様はご満足で、リラックスされていて、しかも目の前にいらっしゃいます。日々の忙しさに紛れてしまう前に、次回のご予約をいただくのはこのときです。次回予約が習慣として回りだすと、どんな値引きよりも予定表が埋まります。しかも費用はゼロです。
キャンセルはキャンセル待ちに自動で埋めさせる
それでも、どなたかがキャンセルされれば空きは出ます。かしこいキャンセル待ちは、その空きを予約に戻します。満席のとき、お客様はキャンセル待ちに登録できます。枠が空いたら、待っている方の一覧が、お使いいただいている金額の順に並んで表示されるので、一番大切なお客様から先にご案内できます(「かしこいキャンセル待ち」をご覧ください)。キャンセル受付期限をはっきり決めておけば、直前のキャンセルでも枠がすぐ空きに戻ります(「キャンセルとキャンセル受付期限」をご覧ください)。
定着の力で、静かな週を前もって埋める
空いた時期を埋める一番の近道は、いまのお客様です。自動の呼び戻しが、足の遠のいた方にそっと声をかけます。最近ご来店の方やしばらく空いている方へのお知らせを一通送るだけで、広告費を1円も使わずに、寂しい1週間が忙しい1週間に変わることもあります(「定着と呼び戻し」と「お知らせメール」をご覧ください)。押しつけがましくない文面のつくり方は「離れたお客様を自動で呼び戻す」でご紹介しています。
値下げではなく、通い続けてくださることに報いる
もっと足しげく通っていただく理由をつくりたいなら、値引きではなく、常連のお客様への還元として組み込みます。ポイントは再来店に報いますし、回数券や会員制はお客様の残高としてお預かりになるので、それを使うために戻ってきていただけます(「残高とポイント」「回数券」「会員制」をご覧ください)。どちらの続けやすい形が合うかは「会員制と回数券、どちらを選ぶか」をご覧ください。
それでも値引きが理にかなうとき
狙いを絞った施策には、ちゃんと出番があります。本当に静かな火曜日だけのクーポン、あるいはシニア割や学割の常設なら、普段の価格を下げずに特定の枠を埋められます。コードを使えば、どの施策が実際にお客様を呼んだのかも分かります(「クーポンと割引」をご覧ください)。大事なのは「狙いを絞る」ことです。施策はメスとして使い、大槌として振り回さないことです。
- お客様が椅子を立つ前に、次回のご予約をいただきます。
- キャンセルで空いた枠は、キャンセル待ちから大切なお客様に回してもらいます。
- 呼び戻しと、ときどきのお知らせメールで、足の遠のいた方を起こします。
- 値下げではなく、ポイント、回数券、会員制で常連のお客様に報います。
- 値引きをするなら狭く、狙いを絞って。全品セールは決してしないことです。
値下げではなく、通い続けてくださる関係で予定表を埋めれば、利幅も常連のお客様も両方守れます。次回予約、キャンセル待ち、ポイントは無料のお試し期間中に設定できますし、料金ページで各プランの内容をご確認いただけます。ご予約の手数料はどれも0%です。