夕食前に埋まってしまう、ミニ撮影会の1日
プリヤさんは、植物園での15分の秋のミニ撮影を、土曜1日分まるごと完売させています。1日を予約できるセッションの列として組み立て、会場を1か所にして、各枠に最新の予報を出したところ、DMの雪崩がきれいに消えました。
毎年秋になると、プリヤさんは植物園の大きなモミジバフウの木の下で家族を撮ります。葉が銅色になり、園内全体が絵はがきのようになる季節です。彼女はこれをミニ撮影と呼んでいます。1組15分、1家族ずつ、素敵な写真が数枚と、クリスマスカード用の1枚が撮れるだけの時間です。午前の遅い時間から光がやわらぐまで、土曜1日を切れ目なく回します。とても人気があります。その予約管理が、以前は彼女を丸のみにしていました。
DMに占領された土曜日
Instagram に写真を1枚、こんな文と一緒に投稿します。今週の土曜は秋のミニ撮影です、コメントかDMで時間を押さえてください。1時間もすると受信箱は大混乱です。40件、どれも「残っている時間はどこですか」の言い換えです。1人に返信して11時をお勧めすると、その方が1時間後に確定の返事をくれるころには、もう別の方に11時を約束しています。順番はメモアプリで管理していて、そして間違えるのです。支払いもまちまちで、当日払う方もいれば、そのまま払わない方もいます。何人かは完全に音信不通になり、売れたはずの枠が空いたまま、お金を払う気だった家族が入れないということも起きました。
どれも写真の仕事ではありませんでした。メッセージの服を着た事務作業で、撮影前の1週間をまるごとのみ込んでいました。
1日を、予約済みで支払い済みの枠の列にする
今は、1日を一度だけ組み立てます。セッションを列にして並べ、それぞれ15分固定で自分の時間を持たせます。10時、10時15分、10時30分、そのまま午後まで。各枠が受け付ける予約数も決めます。彼女の場合は1家族なので、枠が埋まった瞬間にページから消え、次の家族は次の空きを予約します。2組が同じ時間に入ることはありません。ページがそれを許さないからです。
どの枠も同じ場所、つまり植物園にあるので、各セッションには園の住所と道順のリンクが付きます。来たことのない家族も、前の晩に正確な場所を尋ねる代わりに、リンクをタップして正しい門まで直接運転できます。しかも予約時に支払うので、土曜の朝には1日分が売れて精算済みです。プリヤさんはカメラと水筒のコーヒーを持って行くだけです。
料金は好きに決められます。標準の15分は一律の料金。1日の終わりに長めのゴールデンアワーの枠をいくつか足すなら、その枠だけ高くすれば、ページにはそれぞれに合った金額が出ます。お客様は申し込む前に支払う額を正確に把握できるので、撮影当日にお金の話で気まずくなることもありません。
このやり方にした最初の年、犬の散歩に出ているあいだの午後だけで1日分が完売しました。帰宅したらカレンダーが埋まっていて、返信すべきDMは1件もありませんでした。
紅葉は素敵、雨はそうでもない
屋外の撮影は天気に生かされ、天気に殺されます。ミニ撮影を予約する人は誰でもそれを知っています。だから各セッションのカードには、その土曜の最新の予報が小さなアニメーションつきで表示されます。晴れか、灰色の雨か。家族が予約するか迷っているとき、その日が晴れそうだと見えるので、そもそも天気は大丈夫なのかという例のためらいなしに申し込めます。安心してもらう役目を、静かに引き受けてくれるわけです。
天気が崩れたら
秋が秋らしいことをして、土曜が灰色の土砂降りで来ることもあります。そんなときプリヤさんは携帯からその日を中止にします。予約していた家族全員に自動でクレジットが戻り、お知らせのメールが届きます。夜遅くまで12人分の返金を手作業でやることはありません。翌週末の枠を新しく出せば、入れなかった家族はそのまま戻ってきてくれます。
ミニ撮影でも、テーマ撮影会でも、季節ごとの撮影でも、繰り返し売る短い枠なら何でも、これでメッセージのやりとりが完全になくなります。1日を一度組み立て、時間を選んで支払っていただき、受信箱は楽しいことのために取っておく。あなたが自分の1週間を進めているあいだに、土曜がひとりでに売れていきます。